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GHG排出量 Scope3 カテゴリー6算定ガイダンス

1 GHG排出量とScope3 カテゴリー6とはなにか?

GHG排出量とScope3について学習しましょう。 「GHG排出量」「Scope1」「Scope2」「Scope3」や排出量算定の背景などを学習しましょう


2 延べ出張日数当たりの排出原単位を用いた算定方式(推奨)

出張種類当たりの平均出張日数を基に、出張種別の従業員・日数当たりの排出原単位を以下に示します 1年間に消費された交通費、宿泊費、パック旅行の費用の統計データを全就業人口で除し、1年・1人あたりの消費額を算出。金額当たりの交通手段別排出原単位と宿泊の排出原単位を用いて算出しています。


国内日帰り
(1年間に国内日帰りの出張を行った日数)
0.030 t-CO2e
(tCO2e/人・日)

国内・宿泊
(1年間に宿泊を伴った出張の日数)
(例: 2白3日の出張の場合、3日)
0.027 t-CO2e
(tCO2e/人・日)

海外
(1年間に海外出張を行った日数)
0.045 t-CO2e
(tCO2e/人・日)

Scope3 カテゴリー6 排出量結果

0.0 t-CO2e

2 交通費支給額と宿泊の排出原単位を用いた算出方式

単位距離当たりの料金を乗じて算出しています。 単位距離当たりの料金については、それぞれ以下の数値から算出しています。 旅客航空機(国内):IDEAv2.3の旅客人キロ当たり排出原単位を主要な航空会社の年間旅客収入および年間旅客キロで換算しています。 旅客航空機(国際):IDEAv2.3の旅客人キロ当たり排出原単位を主要な航空会社の年間旅客収入および年間旅客キロで換算しています。 旅客鉄道:IDEAv2.3の旅客人キロ当たり排出原単位を鉄道統計年報等の年間旅客運輸収入および年間旅客人キロで換算しています。 旅客船舶:主な国内フェリー(22航路)のうち距離300km未満の航路における距離、料金を採用しています。 自動車:「国交省報道発表(一般乗合バス事業(保有車両30両以上)の収支状況について)」および「ハイヤー・タクシー年鑑」に示される「自動車営業収入」と「自動車輸送統計年報」に示される「人キロ」から料金当たり人キロを算出し、設定しています。 産業連関表によるグローバルサプライチェーンを考慮した環境負荷原単位(2005年(平成17年))における『宿泊業』に関する排出係数を、宿泊料金の平均値で除して算出しました。


旅客航空機(国内線)
(全従業員の出張で利用した格安航空を含む飛行機運賃の合計)
0.00525 kg-CO2e / 円

旅客航空機(国際線)
(全従業員の出張で利用した格安航空を含む飛行機運賃の合計)
0.00709 kg-CO2e / 円

旅客鉄道
(全従業員の出張で利用した新幹線を含む電車賃の合計)
0.00185 kg-CO2e / 円

旅客船舶
(全従業員の出張で利用したフェリーや高速船運賃の合計)
0.0502 kg-CO2e / 円

自動車(バス(営業用乗合))
(全従業員の出張で利用した高速バスを含むバス運賃の合計)
0.00471 kg-CO2e / 円

自動車(タクシー・ハイヤー)
0.00331 kg-CO2e / 円

総宿泊数
(全従業員の出張での宿泊数の合計)
31.532 kg-CO2e / 泊

Scope3 カテゴリー6 排出量結果

0.0 t-CO2e

2 従業員当たりの排出原単位を用いた算出方式

全国1年間の出張に係る交通費、宿泊費、パック旅行の参加費に、金額当たりの交通手段別排出原単位と宿泊の排出原単位を乗じ、排出量に換算した上で、全就業人口から排出原単位を算出しました。  全国1年間の出張に係る交通費、宿泊費、パック旅行の参加費については、『旅行・観光消費動向調査(2010年)(観光庁)』より引用しています。


従業員数
(従業員数当たりの排出)
0.130 t-CO2e
(tCO2e/人・年)

Scope3 カテゴリー6 排出量結果

0.0 t-CO2e

3 【補足】他部署に出張の日数などの情報を提出してもらいましょう

推奨方式での計算には、出張等を管理している部署に情報を集計してもらい提出してもらうと良いでしょう。estomaでは、データ集計アンケート機能があります。


【ステップ1】 以下から、アンケートを作成し、出張に関するアンケートを作成しましょう