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GHG排出量 Scope3 カテゴリー7算定ガイダンス

1 GHG排出量とScope3 カテゴリー7とはなにか?

GHG排出量とScope3について学習しましょう。 「GHG排出量」「Scope1」「Scope2」「Scope3」や排出量算定の背景などを学習しましょう


2 勤務形態・都市区分別の従業員数・勤務日数毎の排出原単位を用いた算定方式(推奨)

勤務形態・都市区分ごとの種別の通勤時間、通勤手段別の分担率、平均速度を用いて通勤手段別の旅客人キロを算出し、旅客人キロ当たりの排出原単位を用いて排出原単位を用いた算定方法です <都市区分の定義>  大都市:政令指定都市および東京都区部  中都市:大都市を除く人口15万以上の市  小都市A:人口5万以上15万未満の市  小都市B:人口5万未満の市  総務省統計局家計調査において、現在は小都市Bと町村が統合されていますが、算定においては上記の区別をそのまま利用できるものと考えます。海外は町村をあてることが難しいかもしれませんので、その場合は小都市Bを代用して算定するのがよいと考えます。


勤務形態(都市区分)
排出原単位
年間勤務平均日数
従業員数
オフィス(大都市)
0.985
(kgCO2e/人・日)

オフィス(中都市)
1.542
(kgCO2e/人・日)

オフィス(小都市A)
1.839
(kgCO2e/人・日)

オフィス(小都市B)
1.594
(kgCO2e/人・日)

オフィス(町村)
1.569
(kgCO2e/人・日)

工場(大都市)
1.220
(kgCO2e/人・日)

工場(中都市)
1.891
(kgCO2e/人・日)

工場(小都市A)
1.917
(kgCO2e/人・日)

工場(小都市B)
1.810
(kgCO2e/人・日)

工場(町村)
1.838
(kgCO2e/人・日)

Scope3 カテゴリー7 排出量結果

0.0 t-CO2

2 交通費支給額と宿泊の排出原単位を用いた算出方式

単位距離当たりの料金を乗じて算出しています。 単位距離当たりの料金については、それぞれ以下の数値から算出しています。  旅客航空機(国内):IDEAv2.3の旅客人キロ当たり排出原単位を主要な航空会社の年間旅客収入および年間旅客キロで換算しています。  旅客航空機(国際):IDEAv2.3の旅客人キロ当たり排出原単位を主要な航空会社の年間旅客収入および年間旅客キロで換算しています。  旅客鉄道:IDEAv2.3の旅客人キロ当たり排出原単位を鉄道統計年報等の年間旅客運輸収入および年間旅客人キロで換算しています。  旅客船舶:主な国内フェリー(22航路)のうち距離300km未満の航路における距離、料金を採用しています。 自動車:「国交省報道発表(一般乗合バス事業(保有車両30両以上)の収支状況について)」および「ハイヤー・タクシー年鑑」に示される「自動車営業収入」と「自動車輸送統計年報」に示される「人キロ」から料金当たり人キロを算出し、設定しています。 産業連関表によるグローバルサプライチェーンを考慮した環境負荷原単位(2005年(平成17年))における『宿泊業』に関する排出係数を、宿泊料金の平均値で除して算出しました。


旅客鉄道
(全従業員の出張で利用した新幹線を含む電車賃の合計)
0.00185 kg-CO2e / 円

旅客船舶
(全従業員の出張で利用したフェリーや高速船運賃の合計)
0.0502 kg-CO2e / 円

自動車(バス(営業用乗合))
(全従業員の出張で利用した高速バスを含むバス運賃の合計)
0.00471 kg-CO2e / 円

自動車(タクシー・ハイヤー)
0.00331 kg-CO2e / 円

Scope3 カテゴリー7 排出量結果

0.0 t-CO2e

3 【補足】他部署に従業員の通勤などの情報を提出してもらいましょう

推奨方式での計算には、従業員の通勤等を管理している部署に情報を集計してもらい提出してもらうと良いでしょう。estomaでは、データ集計アンケート機能があります。


【ステップ1】 以下から、アンケートを作成し、従業員の通勤に関するアンケートを作成しましょう